あまりのうれしさに前日、妹に「明日神戸行くねん!」と自慢。
そしたら、「じゃあ大阪寄ってジャニーズグッズ買ってきて」と司令がでました。
それを聞いた私は、『はっは〜ん、こいつ散々私のことアホあほ言ってるけど、自分もアホやんw』と内心馬鹿にしつつ、
「なにゆってるん?明日私行くのは神戸よ、こうべ。大阪からは真逆やし。」
と自信満々に言ったわけです。
すると妹が「………どんぐり、大阪の西側隣の県の名前は?」と聞いてくるので、
さらに勝ち誇ったふうに
「鳥取。」
と答えました。
妹、深いため息。
「そこが、兵庫よ」
まるで母が子を諭すような声。
お姉ちゃんね、もうね、超動揺。
しかもさらに「兵庫の話やらしとらんし。神戸、神戸」
と神戸をアホの子のように連呼。
すると「おまえさぁ、いまどき小学生でもしないような間違いを大学生にもなって素でするとか、ありえんやろう!おまえは『神戸県』があるとでも思っとるんか!?
『神戸県』ってなんか人の名前みたいやろうが!それともギャグか!?それにしてはネタが古いんだよ、この昭和生まれ!」
と罵られた次第です。
そこで音速でYahoo!地図で日本地図を開き、確認。
私が神戸県だと思っていたところは、愛知県だったようです。
友人にはわりとオープンに「私は7の段をいえない」と言っているわけですが、さすがに6年間も私立に通わせてくれた母親にはそんなことはいえません。
三角関数のテスト直前、確認したのは公式じゃなくてタンジェントのスペルだった、なんて、言えるわけない。
私そんな厚顔無恥ではありませんよ。
がしかし、こないだ母親の前で2ケタの足し算を間違えたら「あんた、これじゃ掛け算もできんやろ」と、名探偵コナンも真っ青の推理でばれてしまったわけです。
やるな、お母さん。
まぁ、なので一人暮らしまでさせて大学に通っている娘が「神戸県があると思っていた」なんて知らせるのはあまりに残酷じゃないですか。
だから、「お母さんには内緒よ!」と素早く口封じをしました。
これが大学生が言うセリフか、と。私は全国民に問い掛けたい。厚顔無恥とはこのことよ。
やっぱね、なんていうか、ゆとり教育が生んだ悲劇、とでもいいましょうか。
私のような可哀相な子を生むのはもうやめようよ。私なんて完璧に文部科学省の犠牲者じゃないですか。
まぁ私ゆとり教育世代じゃないんですけどね。
そして、神戸の中華街に着き、母親に「中華おいしいよ!今度こっちきたらつれていってあげるね!」とメールをしていい娘っぷりを発揮。
すると母親から返信。
「愛知県に着かなくてよかったね。」
………………。
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